紙の種類や厚さを選んだら、さらに印刷物に付加価値を与え、見た目の印象をガラリと変えることができる「表面加工」に挑戦してみませんか?
今回は、代表的な表面加工の一つである「ラミネート加工(PP貼り・PET貼り)」について、その種類や効果、どんな印刷物に向いているのかを詳しく解説します!
あなたの印刷物を、ワンランク上の仕上がりにしちゃいましょう!
この記事の目次

ラミネート加工は、印刷した紙の表面に、薄い透明なフィルムをピタッと貼り付ける加工のことだよ!これで、見た目も機能もパワーアップするんだ!
ラミネート加工とは、印刷物の表面にポリプロピレン(PP)やポリエチレンテレフタレート(PET)といった透明なプラスチックフィルムを熱や圧力で貼り合わせる加工技術です。
一般的に「PP貼り」や「パウチ加工」とも呼ばれることがあります。(※厳密にはパウチは両面から挟み込む加工を指すことが多いです)
この加工を施すことで、以下のような様々なメリットが得られます。
ラミネート加工で使われるフィルムには、主に光沢の有無で2つのタイプがあります。

強い光沢(ツヤ)があり、印刷物の表面がピカピカと輝いて見えます。
写真やイラストの色をより鮮やかに、深みのある色合いに見せる効果があります。
表面が滑らかで、水をはじきやすいです。
ツルツル、ピカピカ。
写真やイラストを多用する雑誌の表紙、書籍カバー、パンフレットの表紙、ポスター、飲食店のメニュー、パッケージ、トレーディングカードなど。
高級感や目を引く華やかさを出したい場合、色の鮮やかさを際立たせたい場合に適しています。
光沢が強いため、照明の下では光が反射して文字が読みにくくなることがあります。
指紋や傷が目立ちやすい場合があります。
ツヤッツヤのグロスラミネートは、写真の色をパキッと見せてくれるから、料理のメニューとかに使うと、とっても美味しそうに見えるよ!

光沢を抑えた(マットな)仕上がりで、しっとりとした落ち着いた印象を与えます。
光の反射が少ないため、文字が読みやすく、目に優しいのが特徴です。
手触りがサラサラとしており、高級感や上品さを演出できます。
グロスラミネートに比べて、指紋や傷が目立ちにくい傾向があります。
サラサラ、しっとり。
会社案内、ブランドブック、作品集、写真集の表紙、高級感を演出したいパンフレットやカタログ、名刺、ショップカード、書籍カバーなど。
上品さ、落ち着き、高級感を重視する場合に適しています。
濃い色のベタ印刷の上にマットラミネートを施すと、擦れ跡が白っぽく目立つことがあるため、注意が必要です(耐マット擦過性インキの使用や、PET素材のマットフィルムを選ぶなどの対策があります)。
マットラミネートは、触り心地も良くて、なんだか大人っぽい雰囲気が出るんだ。落ち着いたデザインの会社案内とかにピッタリだね!
ラミネートに使われるフィルムの素材として代表的なのがPP(ポリプロピレン)とPET(ポリエチレンテレフタレート)です。
どちらの素材を選ぶかは、求める強度、質感、予算などによって変わってきます。印刷会社に相談してみましょう。
ラミネート加工は、印刷物を保護するだけでなく、見た目や手触りを大きく変え、付加価値を高めることができる魅力的な加工です。
あなたの作りたいものに合わせて、グロスとマット、PPとPETを賢く選んで、より効果的な印刷物を作成しましょう!
次回は、「【光沢感をプラス】高級感を演出する「プレスコート」と「ニス加工」」についてお届けします。ラミネートとはまた違った光沢加工の世界をご紹介します!お楽しみに!
印刷物に関するお悩みも安心してご相談ください!