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2-5.ツヤツヤ?マット?印象を変える「ラミネート加工(PP・PET貼り)」とは

印刷
2026.08.17

紙の種類や厚さを選んだら、さらに印刷物に付加価値を与え、見た目の印象をガラリと変えることができる「表面加工」に挑戦してみませんか?
今回は、代表的な表面加工の一つである「ラミネート加工(PP貼り・PET貼り)」について、その種類や効果、どんな印刷物に向いているのかを詳しく解説します!

あなたの印刷物を、ワンランク上の仕上がりにしちゃいましょう!

ラミネート加工(PP・PET貼り)とは?

印刷した紙へ透明フィルムを貼るラミネート加工のイメージ

ラミネート加工は、印刷した紙の表面に、薄い透明なフィルムをピタッと貼り付ける加工のことだよ!これで、見た目も機能もパワーアップするんだ!

ラミネート加工とは、印刷物の表面にポリプロピレン(PP)やポリエチレンテレフタレート(PET)といった透明なプラスチックフィルムを熱や圧力で貼り合わせる加工技術です。

一般的に「PP貼り」や「パウチ加工」とも呼ばれることがあります。(※厳密にはパウチは両面から挟み込む加工を指すことが多いです)
この加工を施すことで、以下のような様々なメリットが得られます。

  • 耐久性向上: 印刷面を傷や汚れ、水分、破れから保護し、長持ちさせることができます。
  • 質感・光沢の変化: 使用するフィルムの種類によって、光沢感(ツヤ)を出したり、逆に光沢を抑えたりと、印刷物の表面の質感をコントロールできます。
  • 高級感・重厚感の演出: フィルムを貼ることで紙に厚みとハリが増し、高級感やしっかりとした印象を与えることができます。
  • 色落ち・色褪せ防止: 印刷インキの退色をある程度防ぐ効果も期待できます。

主なラミネート加工の種類

ラミネート加工で使われるフィルムには、主に光沢の有無で2つのタイプがあります。

1. グロスラミネート(PP・PET) ~ツヤツヤで鮮やかな仕上がり~

光沢のあるグロスラミネートを施した印刷物のイメージ

特徴

強い光沢(ツヤ)があり、印刷物の表面がピカピカと輝いて見えます。
写真やイラストの色をより鮮やかに、深みのある色合いに見せる効果があります。
表面が滑らかで、水をはじきやすいです。

質感

ツルツル、ピカピカ。

向いている印刷物

写真やイラストを多用する雑誌の表紙、書籍カバー、パンフレットの表紙、ポスター、飲食店のメニュー、パッケージ、トレーディングカードなど。
高級感や目を引く華やかさを出したい場合、色の鮮やかさを際立たせたい場合に適しています。

注意点

光沢が強いため、照明の下では光が反射して文字が読みにくくなることがあります。
指紋や傷が目立ちやすい場合があります。

ツヤッツヤのグロスラミネートは、写真の色をパキッと見せてくれるから、料理のメニューとかに使うと、とっても美味しそうに見えるよ!

2. マットラミネート(PP・PET) ~しっとり上品で落ち着いた仕上がり~

光沢を抑えたマットラミネートを施した印刷物のイメージ

特徴

光沢を抑えた(マットな)仕上がりで、しっとりとした落ち着いた印象を与えます。
光の反射が少ないため、文字が読みやすく、目に優しいのが特徴です。
手触りがサラサラとしており、高級感や上品さを演出できます。
グロスラミネートに比べて、指紋や傷が目立ちにくい傾向があります。

質感

サラサラ、しっとり。

向いている印刷物

会社案内、ブランドブック、作品集、写真集の表紙、高級感を演出したいパンフレットやカタログ、名刺、ショップカード、書籍カバーなど。
上品さ、落ち着き、高級感を重視する場合に適しています。

注意点

濃い色のベタ印刷の上にマットラミネートを施すと、擦れ跡が白っぽく目立つことがあるため、注意が必要です(耐マット擦過性インキの使用や、PET素材のマットフィルムを選ぶなどの対策があります)。

マットラミネートは、触り心地も良くて、なんだか大人っぽい雰囲気が出るんだ。落ち着いたデザインの会社案内とかにピッタリだね!

PPフィルムとPETフィルムの違いは?

ラミネートに使われるフィルムの素材として代表的なのがPP(ポリプロピレン)とPET(ポリエチレンテレフタレート)です。

  • PP (ポリプロピレン) フィルム:
    比較的安価で、柔軟性があり扱いやすいのが特徴です。最も一般的に使われるラミネートフィルムです。
    書籍のカバーなど、折り加工があるものにも適しています。
  • PET (ポリエチレンテレフタレート) フィルム:
    PPフィルムよりも硬く、透明度が高いのが特徴です。傷がつきにくく、耐久性に優れています。
    下敷きやPOP、メンバーズカードなど、より強度や高級感が求められるものに使われることが多いです。
    PPフィルムよりもコストは高めになる傾向があります。

どちらの素材を選ぶかは、求める強度、質感、予算などによって変わってきます。印刷会社に相談してみましょう。

ラミネート加工を選ぶ際のポイント

  • 目的とイメージ: どんな印象の印刷物にしたいか?(華やかさ?上品さ?耐久性重視?)
  • 予算: ラミネート加工は追加のコストがかかります。
  • 納期: 加工工程が増えるため、納期も長くなる場合があります。
  • 印刷物の用途: 屋外で使用するものか、頻繁に手に取るものか。
  • デザインとの相性: 文字が多いデザインか、写真がメインのデザインか。

ラミネート加工は、印刷物を保護するだけでなく、見た目や手触りを大きく変え、付加価値を高めることができる魅力的な加工です。
あなたの作りたいものに合わせて、グロスとマット、PPとPETを賢く選んで、より効果的な印刷物を作成しましょう!

次回は、「【光沢感をプラス】高級感を演出する「プレスコート」と「ニス加工」」についてお届けします。ラミネートとはまた違った光沢加工の世界をご紹介します!お楽しみに!

この記事の監修者
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印刷営業

吉留 隆

プロフィール

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  1. 創業70年以上の信頼と実績
    • 株式会社米谷は大阪で70年以上の経験を誇り、あらゆる印刷物の対応実績があります。
    • 初めての方でも、豊富なノウハウでサポートしますので、安心してお任せいただけます。
  2. ご要望に応じた柔軟な提案力
    • デザインから印刷、仕上げまで、お客様のニーズに合わせてご提案いたします。
    • 「こんな印刷、できるのかな?」という疑問にも、専門知識を持ってお応えします。
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