大阪 印刷 米谷印刷

2-4.【紙の厚さの目安】「コート90kg」ってどういう意味?「連量」と「坪量」を理解しよう

印刷
2026.08.10

紙の種類を選んだら、次に決めたいのが「紙の厚さ」です。印刷物の用途や与えたい印象によって、適切な厚さは変わってきます。
印刷会社の料金表で「コート90kg」や「マットコート110kg」といった表記を見たことはありませんか?

「90kg」って、紙が90キログラムもあるってこと!?そんなに重いの?

いいところに気づいたね!もちろん紙1枚の重さじゃないんだ。その「kg」という単位こそ、紙の厚さを知るための重要なキーワード「連量(れんりょう)」なんだよ。今回はこの「連量」と、もう一つの指標「坪量(つぼりょう)」について解説するね!

「連量(れんりょう)」とは? ~原紙1,000枚分の重さ~

1Rと1,000枚の関係を示す連量の説明図

「連量」とは、規定のサイズの原紙を1,000枚重ねたときの重さのこと。「1連(=1000枚)あたりの重量」だから「連量」って言うんだ。単位は「kg」で表すよ。

この「規定のサイズ」とは、前回解説した「菊判」や「四六判」などの、断裁する前の大きな紙(原紙)のことです。

つまり、「コート90kg」というのは、「四六判(788×1091mm)のコート紙を1,000枚重ねたら、重さが90kgになりますよ」という意味になります。

同じ種類の紙でも、たくさんの枚数を重ねれば当然重くなりますよね。その重さを測ることで、紙1枚あたりの厚さを相対的に示しているのです。数字が大きくなるほど、紙は厚くなります。

注意点として、連量は菊判と四六判で基準のサイズが違うため、同じ紙でも表記されるkg数が変わる場合があります。

「坪量(つぼりょう)」とは? ~1平方メートルあたりの重さ~

じゃあ、違う種類の紙の厚さを比べたいときはどうすればいいの?

そこで便利なのが「坪量」だよ!これは紙1枚、1平方メートルあたりの重さを示す単位なんだ。単位は「g/㎡」で表されるよ。

坪量は、原紙のサイズに関係なく「1㎡あたり」という共通の基準で重さを示すため、異なる種類の紙の厚さを正確に比較することができます。コピー用紙のパッケージに「64g/㎡」のように書かれているのを見たことはありませんか?それが坪量です。

【早見表】連量(kg)から見る紙の厚さと用途の目安

とは言え、印刷通販サイトでは「kg」表記が一般的なので、ここでは「四六判」を基準とした連量と、おおよその紙厚、一般的な用途の目安をまとめました。

連量(四六判)紙厚の目安主な用途例
73kg約0.08mm一般的なコピー用紙、新聞折込チラシなど。薄くてしなやか。
90kg約0.10mmチラシ、フライヤー、パンフレットの本文など。やや厚みがあり、安価で人気。
110kg約0.13mmパンフレット、ポスター、雑誌の表紙など。しっかりとした厚みで安心感がある。
135kg約0.16mmパンフレットの表紙、DM、ポストカードなど。厚手で高級感が出やすい。
180kg約0.21mm名刺、ポストカード、雑誌の表紙、パッケージなど。官製はがきより厚い。

同じ連量でも、上質紙など空気を多く含んで密度が低い紙は、コート紙など密度が高い紙より少し厚くなる傾向があります。

まとめ

なるほど!
連量(kg)は「原紙1000枚の重さ」
坪量(g/㎡)は「1㎡あたりの重さ」
で、どっちも数字が大きいほど厚いってことだね!

その通り!特に「〇〇kg」という連量の感覚を掴んでおけば、作りたい印刷物にぴったりの厚さをスムーズに選べるようになるよ!迷ったら、少し厚めの110kgあたりを選んでおくと失敗が少ないかもね。

次回は、「【高級感アップ!】印刷物の表面を保護する「PP加工」とは?」をお届けします。見た目も耐久性もアップさせる、人気の加工について解説します!お楽しみに!

この記事の監修者
監修者の画像

印刷営業

吉留 隆

プロフィール

印刷営業歴15年以上のベテラン

印刷物に関するお悩みも安心してご相談ください!

  1. 創業70年以上の信頼と実績
    • 株式会社米谷は大阪で70年以上の経験を誇り、あらゆる印刷物の対応実績があります。
    • 初めての方でも、豊富なノウハウでサポートしますので、安心してお任せいただけます。
  2. ご要望に応じた柔軟な提案力
    • デザインから印刷、仕上げまで、お客様のニーズに合わせてご提案いたします。
    • 「こんな印刷、できるのかな?」という疑問にも、専門知識を持ってお応えします。
  3. きめ細やかな対応
    • お客様のイメージをしっかり形にするため、丁寧かつ細やかな対応を心掛けています。
    • 専門的な印刷物についても、わかりやすくご説明いたします。
  4. お気軽にご相談ください
    • 「こんなこと聞いてもいいのかな?」と思うような些細なご質問も大歓迎です。
    • あなたの「あ、こんなこともできるんだ!」という驚きを、一緒に作り上げていきます。
お問い合わせはこちら

お気軽にお問い合わせください。

ご質問・ご相談を承ります。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら
検索
検索
ページの上部に戻る